2009.11.1 Yoyogi Park 代々木公園

Camera: EOS 5D
Dallmeyer Speed Anastigmat prewar vs. postwar vs. Kino Plasmat

Hugo Meyer & Co-Gorlitz Nr.503313 Plasmat f:1.5 F=7.5cm (Prewar)
DALLMEYER SPEED ANASTIGMAT F/1.5 F=3" 318147 (Prewar)
DALLMEYER SPEED ANASTIGMAT F/1.5 F=3" 371xxx (Postwar)

2009.10.11の快晴の鎌倉におけるテストの確認を行おうと、曇り空の代々木公園に出かけました。


Dallmeyer Speed Anastigmat prewar vs. postwar vs. Kino Plasmat

Test 1 F=2.8


Kino Plasmat 1.5/75 --- Dallmeyer Speed 1.5/75 prewar --- Dallmeyer Speed 1.5/75 postwar
F=2.8: 晴れだとF2.8まで絞ると非常にシャープに感じられたのですが、曇りだとそれほどでもありません。条件によって結構印象が変わります。一番右の戦後のDallmeyer SpeedはF2.8でも周辺はボケたままですが、これは16mmフィルムのイメージサークル内の画質だけを最適化したためだと思われます。


Test 2 F=1.5


Kino Plasmat 1.5/75 --- Dallmeyer Speed 1.5/75 prewar --- Dallmeyer Speed 1.5/75 postwar
F=1.5: 一番右の戦後のDallmeyer Speedは周辺のグルグルがありません。コマ収差を減らすために像面の湾曲を増やしたのかもしれません。


Test 3: F=2.8


Kino Plasmat 1.5/75 --- Dallmeyer Speed 1.5/75 prewar --- Dallmeyer Speed 1.5/75 postwar
F=2.8: 同じスペックのDallmeyer Speedでも、個体によって全然描写が違うことが確認できました。これが製造時期によるものなのか?、同じ製造時期でも違うことがあるのか?、などは全く分かりません。今後の研究課題にしたいと思います。


DALLMEYER SPEED ANASTIGMAT F/1.5 F=3" 371xxx


F=2.8, Right: Pixel crop









F=1.5, Right: Pixel crop
像面が曲がっている代わりに中央がシャープなのはペッツバール・レンズだけかと思っていたのですが、Kino Plasmat型でも同じことが言えるようです。普通の75mmレンズであれば、頑張れば645くらいのイメージサークルがとれると思います。一方、16mmシネの画面サイズはWikipediaの16mmフィルムの項目を見ると、わずか10.26mm x 7.49 mmにすぎません。35mmシネの画面でも22mm x 16mm程度ですので、非常に余裕があります。レンズによってこの余裕の生かし方が異なるように思います。ここが75mmシネレンズの醍醐味だと思います。