2009.8.22 Panchrotal Test

Camera: EOS 5D
4 inch lens compare test: Panchrotal vs. Opic vs. Super-Six

COOKE PANCHROTAL ANASTIGMAT No369472 4inch T2.5 (F2.3)
COOKE ANASTIGMAT LENS No183063 4 1/4 INCH SERIES O f/2 (OPIC)
DALLMEYER SUPER-SIX  F=4" F/1.9 57xxxx (Borrowed)

Kingslakeの”写真レンズの歴史”には、Cooke Panchrotalはダブルガウス型として記載されていますが、Vade Mecumなどを見てもダブルガウス型と思われるPanchrotalは今のところ一本も見つけることができません。Fotonカメラ用のPanchrotal 4inがあったようですので、こちらがひょっとしたらダブルガウス型かもしれません。16mmシネ用のPanchrotalは、35mmフィルムを使うFotonでは歪曲があるすぎて使えないと思います。ところが、このFotonのPanchrotalがはっきりしません。ネットではレンズの型は見つけることができません。

Panchrotalの焦点距離は全部4in(100mm)です。明るさはf2.3(t2.5), f2.5(t2.8), f2.8(t3.0), f4があったようですが、Webの記載ではF値とT値が混同して使われていて、本当にこの4種類なのかはっきりしません。16mmシネ用のPanchrotalに比べて、Foton用のPanchrotalは非常に高価なので、買って調べるというわけにも行きません。


4 inch lens compare test: Panchrotal vs. Opic vs. Super-Six



Panchrotal f2.3/4in ----------- Opic f2/4.25in ----------- Super-Six f1.9/4in
にじみの少なさではPanchrotal圧勝です。3群なので反射面が少ないのと、1950年代のこってりしたコーティングのせいだと思います。
Opicは1930年代でコーティング無しですので派手に滲みますが、コントラストは落ちていません。
このSuper-Sixは多分1950年代のもので、かなり滲みますが、多分意図的に滲ませていると思います。



Panchrotal f2.3/4in ----------- Opic f2/4.25in ----------- Super-Six f1.9/4in
この作例では、Super-Sixの繊細さが目立ちます。Panchrotalは滲みが少なく実用的。



Panchrotal f2.3/4in ----------- Opic f2/4.25in ----------- Super-Six f1.9/4in



Panchrotal f2.3/4in ----------- Opic f2/4.25in ----------- Super-Six f1.9/4in
Panchrotalは素晴らしい解像度です。焦点距離的に100mmしか存在しないというのが有名にならない最大の理由だと思いますが、写りは一級品です。


COOKE PANCHROTAL ANASTIGMAT No369472 4inch T2.5 (F2.3)






t=2.5, Right: Pixel crop

開放から普通に良く写ります。画質を上げるために絞る必要性は感じられません。36x24mmの画面で使うと糸巻き型の歪曲がひどいのですが、これをうまく生かした作例を作りたものです。今日はすっかりそのことを忘れていました。樽型の歪曲があるレンズに比べて、人が痩せて写るはずですので、それを実証しなければなりませんね。