2009.6.6 Kamakura Pentac Test 鎌倉ペンタック

Dallmeyer Pentac 2.9/5.5" vs. Cooke Triplet 3.5/6.25"

Camera: EOS 5D
DALLMEYER PENTAC F/2.9 PATENT No 113xxx F=5 1/2"
TAYLOR-HOBSON COOKE LENS No 108541 6 1/4 inch Series II.A. f/3.5

Dallmeyer Pentacをお借りして、Cooke Tripletと比較してみました。Pentacを何と比べるかは悩ましいところです。構造的にはHeliar F4.5と比較するべきなのですが、明るさが違いすぎます。Cooke Speedic F2.5ならいい勝負ができそうですが、あまりなじみのないレンズですので参考になりにくい。そこで、割と標準的な(と言っても、私以外で使っている人を見たことはありません)Cooke Triplet F3.5と比較することにしました。場所は鎌倉の東慶寺、円覚寺、海蔵寺。


Dallmeyer Pentac 2.9/5.5" vs. Cooke Triplet 3.5/6.25"



Dallmeyer Pentac 2.9/5.5inch ---------- Cooke Triplet 3.5/6.25inch



Dallmeyer Pentac 2.9/5.5inch ---------- Cooke Triplet 3.5/6.25inch



Dallmeyer Pentac 2.9/5.5inch ---------- Cooke Triplet 3.5/6.25inch



Dallmeyer Pentac 2.9/5.5inch ---------- Cooke Triplet 3.5/6.25inch



Dallmeyer Pentac 2.9/5.5inch ---------- Cooke Triplet 3.5/6.25inch

レンズの性能を比較しているというより、設計方針を比較しているように感じられました。F4.5のトリプレットが先にあって (F3.1のSeries Iがあるはずですが、ここでは無かったことにします)、それを明るくするという指令が下った。

Dallmeyer社はDynar型の5枚玉をF2.9まで明るくした。開放では柔らかくポートレート向き。シャープが好みなら絞れば良いという方針。

一方、Taylor-Hobson社は、性能では妥協しない方針。開放からシャープなのはF3.5が限界なので、F3.5に決定。 光学計測器を主力商品とするTaylor-Hobson社としては当然の方針。(Series Xが開放で甘いのと矛盾する、というような突っ込みを入れて頂けるとうれしい)

まあ、実際にはこのクラスのレンズ(フォーカルプレーンシャッター用)で、 絞り開放でシャープな画像を要求されることはあまりなかったと思いますので、どちらの方針でも大差はなかったと思います。 正当な評価をするには、F5.6かF8まで絞らなければならないと思います。


DALLMEYER PENTAC F/2.9 PATENT No 113xxx F=5 1/2"




F=2.9, Right: Pixel crop
円覚寺の庭にはところどころにお地蔵さんが置いてあるのですが、最近は外部から持ち込まれるものがあるそうです。 古い民家の裏庭にあったお地蔵さんが、マンション開発などで移転せざるを得なくなり、お寺に持ち込まれるのだそうです。