2009.5.2 Kamakura 鎌倉

Camera: EOS 5D
Switar 1.8/50 vs. Ennalyt 1.9/50

KERN-MACRO-SWITAR 1:1,8/50 AR No 733xxx Made in Switzerland for ALPA
DALLMEYER PENTAC F/2.9 PATENT No 113xxx F=5 1/2"
ENNA Munchen Ennalyt 1:1.9/50mm 2058xxx
Enna Werk Munchen Ennalyt 1:1.5 f=85mm C Nr. 2018

天気が良かったので、借用した3本のレンズを鎌倉でテスト。ついでにEnnalyt 1.5/85mmを久しぶりに持ち出してみました。


Switar 1.8/50 vs. Ennalyt 1.9/50

Switar F1.8 --------- Ennalyt F1.9

Switar F1.8 -----Pixel crop ---- Ennalyt F1.9
どちらも優秀です。Switarの方が少し繊細で、少し柔らかくて、少し明るいように感じられました。


Switar F1.8 --------- Ennalyt F1.9

Switar F1.8 -----Pixel crop ---- Ennalyt F1.9
少し時間差があるので同じ露出ではないのですが、どちらも逆光に強いようです。特にSwitarは画面に太陽が入っても平気です。
Ennalyt 1.9/50mmは残念ながら無限ではEOS 5Dのミラーと衝突してしまうため、遠景の比較はできませんでした。


KERN-MACRO-SWITAR 1:1,8/50 AR No 733xxx Made in Switzerland for ALPA














F=1.8, Right: Pixel crop


F=1.8, Center: Pixel crop center, Right: Pixel crop right top corner


F=1.8
スイターという名前から、もっと甘い描写かと思っていたのですが、シャープでした。画面中央は線の細い繊細な描写で、いい感じです。 周辺は少し甘いですが、まあ優秀な方だと思います。Fujinon 1.8/55mm, Takumar 1.8/55mm, Zeiss Flexon 2/50mmなどに似ているような気がします。一度比較してみたいと思います。 多分同じ時代のレンズなので、コーティング技術が似ており、その結果色合いが似ているような気がします。いずれにしろ、 この頃の標準レンズの差は微妙なので、直接比較してみないといけません。


DALLMEYER PENTAC F/2.9 PATENT No 113xxx F=5 1/2"










F=2.9, Right: Pixel crop


F=2.9
典型的なトリプレット系の写りで、おおらかなレンズです。中判や大判で楽しむべきレンズですね。デジタル一眼レフで撮影して細かいことを言っても しかたないような気がします。ピントはぴったり合わせてもいいですし、多少前ピンでも面白いようです。


ENNA Munchen Ennalyt 1:1.9/50mm 2058xxx

無限遠ではEOS 5Dのミラーと衝突するため、このように下半分が黒くなります。一般にM42マウントの50mmレンズはEOS 5Dのミラーと衝突するレンズが多いようです。レンズの最後尾の金属部分をヤスリで削り取れば、 無限遠が出る場合が多いようです。このレンズか借り物なので、近接撮影専用で使います。

F=1.9, Right: Pixel crop


F=1.9
逆光には強いのですが、太陽が直接画面に入ると、このようなフレアが出ることもあります。ひょっとしたらミラーと接触している影響があるかもしれません。 でも、このフレアはうまく使うと良い効果が出せる場合もあると思います。


Enna Werk Munchen Ennalyt 1:1.5 f=85mm C Nr. 2018










F=1.5
他の戦後の1.5/85mmに比べて優秀とは言えませんが、なかなか味のある描写をします。1961年(昭和36年)発売のレンズですが、 戦前のレンズのようなトロッとした描写をするときがあります。たとえば上の筍の写真などは、どことなく戦前のMakro Plasmatの描写に似ているような気もします。