2009.4.12 Kamakura 鎌倉

Camera: EOS 5D
Astro-Berlin No55977 C Gauss-Tachar 1:2 100mm
Xenon 1:1,4/90 Schneider-Kreuznach 11792788 Eltro
Ica. Akt. - Ges. Periskop "Alpha" 1:11

良い天気なので、ソフトなレンズを持って鎌倉の東慶寺と明月院に行ってきました。ソメイヨシノは終わりかけですが、枝垂れ桜が見頃でした。これらのレンズはソフトレンズではないのですが、それぞれの事情で、なかなか味わい深いソフトな描写をします。タンバールがあまりに高くて買えないので、個人的に”偽タンバールを探せ”プロジェクトを実行してみました。


Astro-Berlin No55977 C Gauss-Tachar 1:2 100mm










F=2.0-4.0, Right: Pixel crop


F=2.0
多分65mm映画フィルム用のレンズだと思います。映画タイタニックで、このレンズを使ったのではないかと思われる場面を見たような気がするのですが、 気のせいかもしれません。Dallmeyer Super-Six 1.9/4inchも良く似た描写でした。この種のレンズの本家のTaylor Hobson Opic 2/5.5inchにも似ています。100mm F2クラスの映画用標準レンズはどれもみな魅力的で、おすすめできます。本来であればOpic 4.25inchあるいは初期のSpeed Panchro 4.25inchと比較したいところではありますが、未だ実現していません。ちなみにPanchrotal 100mmは35mm映画用の望遠レンズのようでして、レンズ構成も描写も全く違うものでした。
注1:70mm映画は上映用の規格で、撮影時には65mmフィルムや35mmフィルムが使われるそうです。
注2:100mmレンズは65mmフィルム用のものは標準レンズ、35mmフィルム用のものは望遠レンズだと思います。


Xenon 1:1,4/90 Schneider-Kreuznach 11792788 Eltro









F=1.4 - 2.8, Right: Pixel crop


F=1.4 - 2.8
このレンズは工業用のようですが、素性は不明です。開放では非常にソフトですが、F2.8くらいまで絞ると普通にシャープです。 ソフトレンズをシャープなXenonの2本分楽しめるお得なレンズなのですが、重量も2倍以上あるので、別に得ではないような気もします。


Ica. Akt. - Ges. Periskop "Alpha" 1:11







F=6 - 8, Right: Pixel crop


F=6 - 8
大正時代の小型の蛇腹カメラについていたレンズです。F11なのですが、F6くらいまで絞りを開けることができ、 美しいソフトフォーカスが楽しめます。ベス単フードはずしみたいなものですね。絞りを調節して、 うまくソフト加減を変えることができます。この種のレンズは愛好者が多いのではないかと思います。 安く買えますし、デジタルだとソフト具合がすぐに確認できるので案外使いやすいです。