2009.1.18 Enoshima 江ノ島寒中神輿

Camera: EOS 5D
ROSS. LONDON. PATENT 75M/M (3IN) XPRES F.1.9 No 132046
Planar 1:3,6 F=110mm D.R.P. 92313 Serie Ia No 36606
TAYLOR-HOBSON COOKE ANASTIGMAT No 125326 5 1/2 INCH SERIES O f/2 (Opic)

中将姫光学さんと一緒に江ノ島寒中神輿見物に行ってきました。メインレンズはXPRES 1.9/75mmで、一緒にこのレンズの先祖も持って行きました。プラナーF3.6はツアイスのルドルフ博士が1897年(明治30年)頃開発したもので、この個体はその数年後、多分1899年(明治32年)に製造されたものです。 1927年(昭和2年)頃製造のOpic F2は、テッサーの影でしばらく忘れられていたダブルガウスを、テーラーホブソンのリーが1920年(大正9年)にF2まで明るくして復活させたもの。1925年(大正14年)以降、Xenon, Biotar, Speed Panchro, SummarなどF2より明るいレンズが続々と登場しますが、1936年(昭和11年)頃製造されたと推測するROSS XPRES 1.9もその仲間のようです。

中将姫光学さんの話では去年は相当寒かったそうです。今年は薄曇り、無風で暖かく、焚き火で暖を取ることもでき、裸の人も余裕の様子でした。


ROSS. LONDON. PATENT 75M/M (3IN) XPRES F.1.9 No 132046







F=1.9, Right: Pixel crop


F=1.9
快晴だと少し頼りないXPRES 1.9ですが、薄曇りになると非常にシャープになるようです。特に中心部の切れ味は鋭く、 パソコンで見てちょっと驚きました。周辺は甘いため、中心部分のシャープさが際立つようです。まさにシネレンズという感じですね。


Planar 1:3,6 F=110mm D.R.P. 92313 Serie Ia No 36606




F=3.6 Right:Pixel crop
先祖もなかなかのものです。ただXPRES 1.9と同じカメラ設定(コントラスト最低)だとコントラストが低すぎたので、レタッチで少し上げてあります。


TAYLOR-HOBSON COOKE ANASTIGMAT No 125326 5 1/2 INCH SERIES O f/2




F=2.0, Right:Pixel crop

F=2.0
こちらの先祖はこの条件では少し甘いですね。快晴の方が得意なようです。こちらもXPRES 1.9と同じカメラ設定(コントラスト最低)だとコントラストが低すぎたので、レタッチで少し上げてあります。